馬と若武者が急坂に挑む、700年続く天下の奇祭
三重・桑名市の多度大社で毎年5月4日・5日に行われる「多度祭 上げ馬神事」は、南北朝時代から続く勇壮な神事で、神児1名と各地区の若武者6名が急斜面(約30度・高さ2m)を駆け上がります。
現代も続くこの奇祭は、江戸時代に復興され、1978年には三重県の無形民俗文化財に指定。若者たちが坂を上るごとに「その年の豊凶」を占う伝統も息づいています。
祭り当日は、騎手が花笠や陣笠姿で挑み、見守る観衆は10万人規模。人馬一体となった瞬間、会場に熱気と興奮が満ち溢れます
【開催期間】5月4日、5日
住 所 | 桑名市多度町多度1681番地(多度大社) |
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アクセス | 養老鉄道「多度駅」から徒歩20分 |
駐車場 | あり |